2017年9月27日水曜日

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孫過庭『書譜』のおすすめ本

Twitterの「草書を学ぶ」をより楽しんでもらうための本を紹介しておきます。これから草書を学んで行く人、まだ「書譜」の本を持っていない方におすすめの本です。いずれか一冊、お手元にお持ちいただくと、草書を楽しく学べると思います。

中国法書選 (38) 書譜
中国法書選 (38) 書譜
posted with amazlet at 17.09.26
孫 過庭 /二玄社

おすすめ度:★★★★★
モノクロでページ内に釈文と読み下し文があるのが使いやすい。巻末に西林昭一氏の解説があります。定番の本です。


故宮法書選〈1〉書譜―唐・孫過庭 (故宮法書選 (1))
孫 過庭 /二玄社

おすすめ度:★★★
カラー印刷がとても綺麗です。勉強用で書き込んだりにするには贅沢な気がするので、オススメ度が下がってますが、綺麗な画像の方が勉強が捗る人には良いかと思います。

シリーズ書道基本名品集 12 草書編 孫過庭書譜 (シリーズ書道基本名品集 草書編 12)
雄山閣出版

おすすめ度:★★★★
解説は比田井南谷氏、釈文(訓み下し文)は北川博邦氏。欠失部分を他の法帖から補い、行の通し番号もわかる親切設計の本です。新品の入手が難しいかもしれないので星一つ減ってます。

書譜 孫過庭 (テキストシリーズ)

天来書院

おすすめ度:★★★★
わかりずらい字の骨書きがあるのが親切です。開きやすい中綴じの本なので、臨書用・勉強用に使っていくには良いと思います。須田義樹氏の解説があります。

2017年9月24日日曜日

千字文全文

001 天地玄黃 宇宙洪荒 (1-2句)
002 日月盈昃 辰宿列張 (3-4句)
003 寒來暑往 秋收冬藏 (5-6句)
004 閏餘成歲 律呂調陽 (7-8句)
005 雲騰致雨 露結爲霜 (9-10句)
006 金生麗水 玉出崑崗 (11-12句)
007 劒號巨闕 珠稱夜光 (13-14句)
008 菓珍李柰 菜重芥薑 (15-16句)
009 海鹹河淡 鱗潛羽翔 (17-18句)
010 龍師火帝 鳥官人皇 (19-20句)
011 始制文字 乃服衣裳 (21-22句)
012 推位讓國 有虞陶唐 (23-24句)
013 弔民伐罪 周發殷湯 (25-26句)
014 坐朝問道 垂拱平章 (27-28句)
015 愛育黎首 臣伏戎羌 (29-30句)
016 遐邇壹體 率賓歸王 (31-32句)
017 鳴鳳在樹 白駒食場 (33-34句)
018 化被草木 賴及萬方 (35-36句)
019 蓋此身髮 四大五常 (37-38句)
020 恭惟鞠養 豈敢毀傷 (39-40句)
021 女慕貞絜 男效才良 (41-42句)
022 知過必改 得能莫忘 (43-44句)
023 罔談彼短 靡恃己長 (45-46句)
024 信使可覆 器欲難量 (47-48句)
025 墨悲絲染 詩讚羔羊 (49-50句)
026 景行維賢 剋念作聖 (51-52句)
027 德建名立 形端表正 (53-54句)
028 空谷傳聲 虛堂習聽 (55-56句)
029 禍因惡積 福緣善慶 (57-58句)
030 尺璧非寶 寸陰是競 (59-60句)
031 資父事君 曰嚴與敬 (61-62句)
032 孝當竭力 忠則盡命 (63-64句)
033 臨深履薄 夙興温凊 (65-66句)
034 似蘭斯馨 如松之盛 (67-68句)
035 川流不息 淵澄取映 (69-70句)
036 容止若思 言辭安定 (71-72句)
037 篤初誠美 愼終宜令 (73-74句)
038 榮業所基 藉甚無竟 (75-76句)
039 學優登仕 攝職從政 (77-78句)
040 存以甘棠 去而益詠 (79-80句)
041 樂殊貴賤 禮別尊卑 (81-82句)
042 上和下睦 夫唱婦隨 (83-84句)
043 外受傅訓 入奉母儀 (85-86句)
044 諸姑伯叔 猶子比兒 (87-88句)
045 孔懷兄弟 同氣連枝 (89-90句)
046 交友投分 切磨箴規 (91-92句)
047 仁慈隱惻 造次弗離 (93-94句)
048 節義廉退 顛沛匪虧 (95-96句)
049 性靜情逸 心動神疲 (97-98句)
050 守眞志滿 逐物意移 (99-100句)
051 堅持雅操 好爵自縻 (101-102句)
052 都邑華夏 東西二京 (103-104句)
053 背芒面洛 浮渭據涇 (105-106句)
054 宮殿磐鬱 樓觀飛驚 (107-108句)
055 圖寫禽獸 畫綵仙靈 (109-110句)
056 丙舍傍啓 甲帳對楹 (111-112句)
057 肆筵設席 鼓瑟吹笙 (113-114句)
058 升階納陛 弁轉疑星 (115-116句)
059 右通廣内 左達承明 (117-118句)
060 旣集墳典 亦聚群英 (119-120句)
061 杜稾鍾隸 漆書壁經 (121-122句)
062 府羅將相 路俠槐卿 (123-124句)
063 戸封八縣 家給千兵 (125-126句)
064 高冠陪輦 驅轂振纓 (127-128句)
065 世祿侈富 車駕肥輕 (129-130句)
066 策功茂實 勒碑刻銘 (131-132句)
067 磻溪伊尹 佐時阿衡 (133-134句)
068 奄宅曲阜 微旦孰營 (135-136句)
069 桓公匡合 濟弱扶傾 (137-138句)
070 綺迴漢惠 説感武丁 (139-140句)
071 俊乂密勿 多士寔寧 (141-142句)
072 晉楚更霸 趙魏困橫 (143-144句)
073 假途滅虢 踐土會盟 (145-146句)
074 何遵約法 韓弊煩刑 (147-148句)
075 起翦頗牧 用軍最精 (149-150句)
076 宣威沙漠 馳譽丹靑 (151-152句)
077 九州禹跡 百郡秦并 (153-154句)
078 嶽宗恆岱 禪主云亭 (155-156句)
079 雁門紫塞 雞田赤城 (157-158句)
080 昆池碣石 鉅野洞庭 (159-160句)
081 曠遠綿邈 巖岫杳冥 (161-162句)
082 治本於農 務茲稼穡 (163-164句)
083 俶載南畝 我藝黍稷 (165-166句)
084 税熟貢新 勸賞黜陟 (167-168句)
085 孟軻敦素 史魚秉直 (169-170句)
086 庶幾中庸 勞謙謹勅 (171-172句)
087 聆音察理 鑑貌辨色 (173-174句)
088 貽厥嘉猷 勉其祗植 (175-176句)
089 省躬譏誡 寵增抗極 (177-178句)
090 殆辱近恥 林皋幸即 (179-180句)
091 兩疏見機 解組誰逼 (181-182句)
092 索居閑處 沈默寂寥 (183-184句)
093 求古尋論 散慮逍遙 (185-186句)
094 欣奏累遣 慼謝歡招 (187-188句)
095 渠荷的歴 園莽抽條 (189-190句)
096 枇杷晩翠 梧桐早彫 (191-192句)
097 陳根委翳 落葉飄颻 (193-194句)
098 遊鵾獨運 凌摩絳霄 (195-196句)
099 耽讀翫市 寓目囊箱 (197-198句)
100 易輶攸畏 屬耳垣墻 (199-200句)
101 具膳湌飯 適口充腸 (201-202句)
102 飽飫享宰 飢厭糟糠 (203-204句)
103 親戚故舊 老少異糧 (205-206句)
104 妾御績紡 侍巾帷房 (207-208句)
105 紈扇員潔 銀燭煒煌 (209-210句)
106 晝眠夕寐 籃笋象床 (211-212句)
107 絃歌酒讌 接盃舉觴 (213-214句)
108 矯手頓足 悦豫且康 (215-216句)
109 嫡後嗣續 祭祀蒸嘗 (217-218句)
110 稽顙再拜 悚懼恐惶 (219-220句)
111 牋牒簡要 顧答審詳 (221-222句)
112 骸垢想浴 執熱願涼 (223-224句)
113 驢騾犢特 駭躍超驤 (225-226句)
114 誅斬賊盜 捕獲叛亡 (227-228句)
115 布射遼丸 嵇琴阮嘯 (229-230句)
116 恬筆倫紙 鈞巧任釣 (231-232句)
117 釋紛利俗 並皆佳妙 (233-234句)
118 毛施淑姿 工顰妍咲 (235-236句)
119 年矢每催 羲暉朗曜 (237-238句)
120 璇璣懸斡 晦魄環照 (239-240句)
121 指薪脩祜 永綏吉劭 (241-242句)
122 矩歩引領 俯仰廊廟 (243-244句)
123 束帶矜莊 俳徊瞻眺 (245-246句)
124 孤陋寡聞 愚蒙等誚 (247-248句)
125 謂語助者 焉哉乎也 (249-250句)



参考書籍

千字文 (岩波文庫)
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小川 環樹 木田 章義
岩波書店
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2013年3月31日日曜日

書の鑑賞や、より良い作品づくりに『画の六法』


中国絵画の批評基準『画の六法(りくほう/ろっぽう)』は、現存最古のまとまった中国画論です。南斉の謝赫(しゃかく)が系統立てした、鑑賞技法・鑑賞基準・格付け基準と考えてよいでしょう。

中国画では、現在でも大きな影響がある考え方ですが、「書」にも通ずるところがあります。


一、気韻生動:迫真的な気品(生命の流れとリズム)が感じられるか。(→書品)
二、骨法用筆:明確な描線で対象を的確にあらわすこと。(→用筆)
三、応物象形:形体を的確にあらわすこと。(→結構)
四、随類賦彩:色彩感を的確にあらわすこと。(→墨色)
五、経営位置:画面の構成力。コンポジション。(→章法)
六、伝移模写:古画を模写すること。最良の伝統を身につけたか。(→臨模・臨書)


一から六までの段階で、「気韻生動(書品)」が一番上にあります。

鑑賞者の時に「なんか気持ちいい」とか、美しさを感じる時にはこれが達成せれている作品ということになります。

一方、作者の場合は、初学者は「伝移模写(臨模・臨書)」の段階から入ります。途中の順序は人それぞれに異なるかとも思いますが、最終目標は、鑑賞者の心を動かす「気韻生動」になります。
これに至るまでに、臨書を繰り返し、画面の構成をつくり、墨色、結構、用筆を吟味し、ひとつの完成された作品となっていくわけです。

作品制作で行き詰まった場合などでも、制作者のひとつの「ものさし」になるようにも思えます。「一生懸命努力して書いたが、何かひとつ足りない…」といったことを思うことは、多々あるかと思います。...わたしなどは、上手くいかないのを筆のせいにしたり…と乱暴なことをしてしまうのですが(汗;)、この六法を「ものさし」として当ててみると、例えば、「用筆にこだわり過ぎて、結構がおろそかになっている」といったことに気づくのが早いかもしれません。

多くの場合、鑑賞者に一番訴えかけるものは、「経営位置(章法)」にあるように思えます。作品全体を構成してる文字の大小・配置・墨の潤渇、落款の位置などが一番最初に鑑賞者の目に入るものです。作者の注力した部分を見てくれるといいのですが、なかなかそういうわけにはいかないものです。自分の作品を半年とか数年後に見直してみると、書いてる時の気持ちと、作品が訴えかける気持ちが全然違うという経験からもわかるかと思います。

名作を鑑賞するにも、他人の作品を鑑賞・評価するにも、自身の到達度を認識するにも、この「六法」はなかなか使い勝手が良いように思います。

「みんなが良いというから...」とかではない、「自分のものさし」で作品を鑑賞し、制作できるとよいですね(^^)

2013年2月27日水曜日

『千字文』について

『千字文(せんじもん)』は、四字一句の250句からなり、一文字も重複もない1000字で構成された韻文です。梁の時代の周興嗣(しゅうこうし)が作ったとされています。

千字文の内容は、天文・地理・政治・経済・社会・歴史・倫理などついて述べられていて、王子達が書を学ぶために作られたものと云われています。

雲海堂のTwitterでは、この『千字文』をBotにして、定期的につぶやくようにしています。
今のところ、1時間おきに「2句と口語訳」をつぶやいています。
...夜中はお肌に悪いので、0時~7時はつぶやかないようにしています。

底本としているのは、『千字文』(小川環樹・木田章義著、岩波文庫)です。


千字文 (岩波文庫)
千字文 (岩波文庫)
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小川 環樹 木田 章義
岩波書店
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「天地玄黄 宇宙洪荒」(千字文 1,2)は、口語訳では「天の色は黒く、地の色は黄色であり、空間や時間は広大で、茫漠としてる。」となります。

書籍には、和読(多くが文選読み)が掲載されていて、「テンチのあめつちは クヱンクワウとくろく・きなり。ウチウのおほぞらは コウクワウとおほいににおほきなり。」という読み方になっています。この文選読みは、まず漢語を音読し、次に訓読する読み方で、奈良時代末期から平安時代頃の僧侶らによって始められたものではないかと云われています。

現代では、ほとんど見られない可笑しな試みとも言えないことはないですが、慣れるとなかなか面白く読めたりします。

『千字文』の成立については諸説あり、諸説についてもこの本に書かれています。語にについての解説や出典などもわかりやすく、読み飽きない本です。

著者らの若かりし頃の思い出話しなどもあり、単なる解説書ではなく、著者らの「人となり」までうかがえる良書と思います。

巻末には、智永の『真草千字文』(国宝)も掲載さています。

座右に是非!

2013年2月13日水曜日

自由で素朴で大胆な『木簡』

木簡
もっかん
木簡

時代:秦、漢から晋代頃(約2000年前頃) 
筆者:不詳(多数)
書体:木簡隷など

 20世紀初頭に、スウェン・ヘディン、オーレル・スタインらによって中央アジア地方から、漢代から魏晋にいたる大量の肉筆資料が発見されました。

 西域地方探検で、新疆ウイグル自治区の楼蘭・尼雅、甘粛省敦煌などで発見された木簡は、前・後漢、晋のもので、900点以上(竹簡もあり)。その後も発掘が行われ、20世紀後半にもさらに多くの木簡が発見され、100万点を超えるともいわれています。

 西域(甘粛省から新疆ウイグル自治区の天山南路に通ずる地方)は、交通の要所でした。木簡・竹簡は、当時の軍事、政治、社会状況などをうかがえる資料であるとともに、書道では、漢代の人の肉筆として、文字・書体・書風の研究に貴重な資料となっています。

 漢代の一般的な簡牘は長さ約23cm、皇帝用の簡牘は約25cmと、写経用には約55cmと、用途に応じた定型で作られいて、文章が長くなるときには、つづりあわせて冊(編綴簡)にしていたようです。


 木簡の特徴は、特に能筆家が書いたものではなく、その表現は自由・素朴・大胆で野生に富んでいます。秦篆から漢隷(八分)に移った形跡が明らかで、点画の省略が見られ、この時代すでに、後の行・草書体や楷書体の形態が既に発生していたことが認められ、篆・隷・楷・行・草の各体が大胆かつ自由に書かれ、各種書体が入り混じっている。


書風も様々な木簡
波磔らしきものも見られます
【関連書籍】






木簡の書法
木簡の書法
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鶴木 大寿
日貿出版社


木簡は、名筆・名蹟といわれる部類ではないので、臨書をするにもいろいろな捉え方があって良いと思います。自由で大胆な書作品ができると思います。

2013年2月11日月曜日

素朴な趣の漢代の古隷『魯孝王刻石』


魯孝王刻石
ろこうおうこくせき

魯孝王刻石
時代:漢・五鳳2年(B.C.56)
書者:不詳
書体:古隷
現存:山東省曲阜 孔子廟

 五鳳二年刻石(ごほうにねんこくせき)とも呼ばれ、木簡などが発見されるまで、この刻石は前漢の最も古いものとして有名でした。

 前漢の宣帝時代、五鳳2年(B.C.56)に、魯の霊光殿内部の建築竣成を記念して刻したもので、「五鳳二年 魯丗四年 六月四日成」と3行、13字が刻されています。

 金の明昌2年(1191)に魯国の旧郡、山東省曲阜縣靈光殿址で出土した石刻で、現在は曲阜の孔子廟に現存しています。

 書風は、波磔を極力おさえた素朴な「古隷」の代表挌と称され、古来より篆書体から隷書体への過渡期にある書といわれてきましたが、木簡をはじめとする数多くの新出土の肉筆資料が発見されている現代では、当時の実用通行書体を少し格式ばって権威性をあらわした書とされています。「年」の縦画を長くのばしている書法は、漢代によく見られ、居延漢簡、石門頌、張景造土牛碑、李孟初碑、などにもみられ、この碑は早期の例としても注目できます。


【関連リンク】

孔子廟の魯孝王刻石(好古斎さんのサイト)
孔子廟の魯孝王刻石の写真が見られます。

清・楊峴「隸書魯孝王五鳳刻石」臨書(國立故宮博物院のサイト)
臨書作品が故宮博物院のサイトで見られます。

山東省曲阜の地図(旅情中国のサイト)
面白いです。


【関連書籍】


郙閣頌と刻石四種 (知られざる名品シリーズ第1期)

天来書院

「郙閣頌」の他、「魯孝王刻石」「莱子候刻石」「子游残碑」「楊陽神道闕」が掲載されています。